“繋ぐ”ということ

NIEI 代表 光武 みゆき 氏

私は京焼・清水焼の伝統工芸士で細分化された陶磁器形成の技術の中で絵付けを専門とする絵付け師として東山三条でショップ兼工房NIEIの代表として日々作品と向かい合っております。
この業界で継続し従事することができるのは”伝統を繋ぐ”という軸があってこそだと日々感じています。自分だけでは成し得ない技術や知恵、知識を先人から教えてもらい、またそれを後継に伝える。
従事年数が経つにつれ”個人”の意識から”伝統”という大きな柱を考えるようになりました。伝えたいという気持ちが自然に生まれ繋ぐ意識に変化していきます。
次男がカブスカウトにお世話になる以前は日曜日なのにゲーム三昧。コロナ禍での閉塞感がきっかけで入隊しました。
行き始めてまだ10カ月ですが他者との関わりへの積極性を感じ近頃特に伝えること、状況判断することがぐんと伸びているような気がします。
カブスカウトで沢山のことを吸収し感じ、考え、そして伝える存在として成長していってくれると楽しみに感じています。

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