情熱の火を絶やすな

宮崎連盟 豐秀 昌彦 氏

ボーイスカウト日本連盟が誕生して100年を迎えた。
それも今日までの隊・団・地区・県連・日連関係者の並々ならぬ苦闘の歴史であり、誠に感概無量という一語を発せざるを得ない。正に『道心堅固』の成せる業積であり、運動に対する『忠誠』の表れであったと思います。
しかし、100年経った後の問題は、まだまだ沢山ある。そして特に声を大にして言いたいことは、『これで安心するな』と言うことである。前途にはまだまだ幾多の障害がある。万物の辿る道は『栄枯盛衰常ならず』と故人が言った如く、慢心や増長は禁物である。
燃える火にも盛衰はある。新しき薪を加えなかったら、ついには消えてしまうであろう。野外炊事をする時の心構え、そして不滅の火の教えを学ぼうではないか。
スカウティングは、『継続』である。

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