神ながらの心でスカウティング

大阪天満宮 宮司 寺井 種治 氏

ボーイスカウト日本連盟100周年誠におめでとうございます。
私は大阪天満宮宮司で、当宮を母体とするボーイスカウト第大阪98団は1965年に結成されました。現在団委員長を務めておりますが、私自身も小学校3年生にカブ隊入隊以来スカウト活動を続けています。スカウトとして日本ジャンボリーにも参加しましたし、全国神社スカウト協議会の会長も務めさせていただきました。「神ながら」とは「神様のお心のままに」という意味で神社神道は、神を敬い祖先を崇め大自然の恵みに感謝し、浄き明き正しき直き心で生かされている今を精一杯生きるという教えがあります。スカウト活動は大自然の中で自然の脅威や有り難さを知り感謝し活動することで自己研鑽し、友情を育み切磋琢磨して成長することが大切です。活動の中で自分が経験し学び正しいと思える行動をすることで、神様は必ず正しい道に導いて下さいます。素晴らしいスカウト運動に関わらせていただいたことに心から感謝します。

日本三大祭り「天神祭り」の「船渡御」
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